DIYでのヘコミ直しにも使えるサクションバキュームカップで鈑金塗装

鈑金塗装修理事例

今回は利府町の自動車整備工場様からトヨタ NCP145 スペイドの鈑金塗装のご依頼を頂きました。

修理内容は左フロントドア鈑金、左クオーターパネル鈑金です。

修理費用はお客様のご負担となります。

 

左クオーターパネルが大きくへこんでいます

ヘコミの中央に、縦に薄くプレスラインがあるので、うまく形を作らなければなりません。

 

室内のクオーターパネルトリム(内張り)を取りはずした画像です。

スペイドのクオーターパネルの内側にはスポンジが詰められています。

スタッド溶接機でワッシャーを溶接する時に、このスポンジが火災の原因になるので、とりのぞいてからの作業となります。

タイヤを外してタイヤハウスを撮影しました。

タイヤハウスにまでヘコミがみられましたのでハンマーで叩き出しました。

 

 

サクションバキュームカップ(強力な吸盤)で大まかにパネルを引き出しました。

この道具の良い所は、鋼板に熱を加えず引き出せる事です。

熱を加え過ぎると鋼板が伸びて、張力が無くなってしまい触っただけで「ペコン」と変形してしまうのです。

 

残りのヘコミをスタッド溶接機でワッシャーを溶接して引き出し鈑金をしました。

塗装して磨いて完成しました。

プレスラインの形も綺麗に仕上げることが出来ました。

ご入庫して頂き誠にありがとうございました。

 

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