1980年式トヨタ カリーナ2000GTレストア その4

鈑金塗装修理事例

前回の投稿1980年式トヨタ カリーナ2000GTレストア その3 からの続きです。

1980年式トヨタカリーナ2000GTレストア その3
前回の投稿1980年式トヨタ カリーナ2000GTレストア その2 からの続きです。 今回はトランクルーム、バックパネル錆修理とサフェーサー塗装を紹介します。 トランクを開けるとクォーターパネルとバックパ...

 

サフェーサーを塗装してから、約一か月間、作業を中断してしまいました。

他の仕事の混み具合も落ち着いてきたので、レストアを再開します。

 

今回は、塗装作業を紹介いたします。

最初にボンネットの裏側やドアの内側、給油口の裏側、トランクルームを塗装します。

スコッチ・ブライト™ 工業用パッド7447で、しっかり足付けをしてからマスキングをしていきます。

エンジンルームはエンジンに色がかからないように、しっかりとマスキングします。

給油口はキーシリンダーを取りはずしました。

左右のフロントドアは、室内やガラスに色がかからないようにマスキングします。

トランクルームは、サフェーサーが塗られている箇所をサンドペーパーで研いで、平らにします。

塗装する前には脱脂をします。塗装面に油分や皮脂が付着していると、ハジキや密着不良の原因になります。

車にはカラーコードというものが設定されていて、カラーコード別に配合データがあり、そのデータをもとに調色します。

カリーナの純正色のカラーコードは「391」なのですが、古い車の配合データが当店には有りませんでしたので、塗料屋さんにお願いして調色してもらいました。

ボディの表側に飛び散っている色は、サフェーサーを水研ぎする時に削り落とします。

左右フロントドアとロッカーパネルを塗装しました。

トランク裏側、トランクルーム内部を隅々まで塗装します。

錆でボロボロになっていた箇所も、綺麗に塗装されました。

 

ボディ表面の塗装は、次回に紹介します。

1980年式トヨタカリーナ2000GTレストア その1
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1980年式トヨタカリーナ2000GTレストア その2
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