鈑金塗装とは?どのような工程で作業する?

自動車鈑金豆知識

鈑金塗装とは事故等で損傷した自動車のボディを元通りに直す作業のことです。

基本的な作業の工程は、部品取り外し→鈑金作業→塗装作業→磨き作業→組付け作業→完成という流れです。

部品取り外し作業はバンパーなどのボルトやクリップでボディーに取りつけられた着脱可能な部品を外すことです。
部品を塗装する時や作業の邪魔になる部品を外します。

鈑金作業は形を直す作業のことで、着脱可能な部品の交換や、パネル溶接交換、
フレーム修正(骨格部修正)、スタッド溶接(ボディにワッシャーを溶接)引き出し鈑金、ハンマリングなどで形を整えます。

塗装作業は、足付け(塗料の食いつきをよくするために塗装面に細かいキズを付ける作業)してマスキング、塗料を調色してスプレーガンで塗装して乾燥させます。

磨き作業は塗膜についたゴミを取り除き、コンパウンド(研磨剤)で塗膜肌の調整を行います。

組付け作業は取り外した部品や交換する部品を組み付ける作業です。

洗車、室内清掃をして完成です。

損傷の程度などで部品取り外しが必要なかったりすることや、軽いキズだけで磨き作業だけで済むこともあります。

様々な工程を踏みますので、ある程度の作業時間は必要になってきます。

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