今日8月4日は、熊本に甚大な被害をもたらした豪雨災害から一か月、
山形県の最上川が氾濫した豪雨災害から一週間が経ちました。
令和2年7月豪雨災害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
気象庁は7月3日から31日までの一連の豪雨を令和2年7月豪雨災害と名付けました。
気象庁|報道発表資料
気象庁の報道発表資料です
連日、各地で川の氾濫が発生し多数の人的被害、浸水被害が発生しました。
各地で土砂崩れが相次ぎ、道路が寸断され集落が孤立した所もありました。
この様な災害にも関わらず、山形県の最上川の氾濫では死者や行方不明者が出ませんでした。
なぜ人的被害が無かったのか?
- 早期避難指示
- 住民の危機意識の高さ
- 明るい内に避難した
このような事が人的被害が無かった要因と考えられます。
ただし1.と2.は3週間前に熊本県の球磨川の氾濫があり、自治体、住民が強い危機感を持ったからだと思われます。
今回は、日中から川の水位が上がってきたので、明るい内に避難することが出来ました。
しかし災害はいつ起こるかわかりません。夜中の避難は非常に危険で、豪雨の状況では視界が悪く雨音で音も聞き取りづらいです。
なので、空振りでも良いので、暗くなる前に早目の避難をするようにしましょう。
すでに暗い時に避難する状況の場合は、建物の一番高い所に避難する「垂直避難」するようにしましょう。
https://tokusuru-bosai.jp/refuge/refuge02.html
7月の台風発生は有りませんでしたが、8月は台風が発生することが予想されています。
大きな災害は被害を食い止めることは出来ませんので、ひとりひとりが命を守る行動を取ることが大切です。
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