スズキ DA17V エブリィ ボンネット鈑金塗装

鈑金塗装修理事例

今回は仙台市宮城野区の自動車整備工場様から

スズキ DA17V エブリィの鈑金塗装のご依頼を頂きました。

修理内容はボンネット鈑金塗装です。

修理費用はお客様のご負担になります。

ボンネットの運転席側、右ヘッドランプの上側のヘコミを修理します。

ヘッドランプに損傷はありませんでした。

 

塗装する時は、基本的にパネルを丸ごと塗装します。

今回の損傷は右側だけの損傷ですが、上塗りは部分塗装をせずにボンネット一枚塗装します。

エンブレムは塗装時の妨げになりますので、初めにスズキマークエンブレムを剥がします。

「スクレイパー」とドリルに取りけて使用する「スーパートルネード(剥離器具)」で剥がします。

スズキマークエンブレムは、強力な両面テープで貼り付けてあるので

刃の薄いスクレイパーで、両面テープを切るように剥がしていきます。

スズキマークエンブレムが剥がれましたが、両面テープの糊がボディに残っています。

スーパートルネード(剥離器具)で残った糊を削り取ります。

長時間同じ場所に当てていると、高熱が発生して鋼板が伸びてベコベコになるので、気をつけながら作業します。

両面テープの糊を取り除きました。

車のシール剥がし方
今回はシールの剥がし方を紹介します。 鈑金塗装をする時に、シールや両面テープを剥がす作業が必要になります。 ストライプテープやステッカー剥がし エンブレムやバイザー(ドアの上部に付いている雨よけ)を外した時の、両面テー...

 

 

ボンネットを鈑金してからポリパテでならします。

ポリパテをサンドペーパーで形をならしたら、サフェーサーを塗装します。

サフェーサーが硬化したら、水研ペーパーを使用してサフェーサーを平らに研ぎます。

サフェーサーとは?
サフェーサーとは、塗装の下地となる塗料で防錆・密着やパテの吸い込み防止など、塗装する時の土台をしっかり作るものです。 主剤と硬化剤を混ぜて科学反応で塗膜を形成する2液型と、塗料から溶剤が抜けて塗膜を形成する1液型があります。 今...

ボンネットの塗装が終わり、乾燥させてから磨きます。

スズキエブリィのスズキマークエンブレムは、ボンネットとバックドアに張り付けてあります。

ボンネットとバックドアに張り付けてあるエンブレムには大きさに違いがあり、画像の右側の大きい方がボンネット用になります。

エンブレムの貼り付け位置がボンネット中央になるよう、慎重に貼り付けたら完成です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました